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エストロゲンの働きを向上する食べ物

微笑む女性

エストロゲンは2大女性ホルモンの一つで、健康面では妊娠しやすい身体を作ったり女性らしい健康的な身体を維持し美肌を保つ役割を、精神面でも穏やかな気持ちを維持させる役割を担っています。
そんなエストロゲンは体内にて生成分泌されるホルモンですので、外部よりそのものを摂り入れることはできません。
女性にとってとても大切なエストロゲンの働きを向上させるような、エストロゲンに近い作用を持つ成分を食べ物から摂取することはできます。

エストロゲンと同じような働きを持つ物質とは「植物性エストロゲン」と呼ばれ、自然界に多数存在しています。
これは乳がんなど女性特有の疾病発症率がとても低いアジアの一部地域における研究で、その理由として彼らの食生活において発見されました。
この植物性エストロゲンには大豆由来のイソフラボン、亜麻仁油由来のリグナンの2つがあります。
広く知られているのはイソフラボンのほうになります。

大豆イソフラボンが多く含まれる食べ物は、豆腐、納豆、豆乳、おからなどがあります。
実はイソフラボンが大量に含まれている部分は、大豆の胚芽部分です。
胚芽は大豆の芽が出る重要な部分で、強い抗酸化作用も持っていることが分かっています。
これらの食べ物(100gあたり)に含まれるイソフラボンの量は、大豆では140mg、豆腐では20~30mg、納豆では70mg、豆乳では25~35mg、おからでは10mgとなっています。
驚くことに黄な粉では260mgも含まれています。

これら植物性エストロゲンを含む食べ物を摂取することによって体内生成エストロゲンの作用を助けますので、子宮内膜を分厚くして受精卵着床をしやすくして妊娠環境を改善します。
また、乳房細胞を活発化させ女性らしいボディラインを作り、生理痛を改善、女性ホルモン分泌のバランスを改善し安定させます。
これにより司っている場所が一緒のセロトニン分泌を促す、美肌組織生成を促すなど、女性にとって嬉しいメリットがたくさん発生します。

エストロゲンの作用が強くでると体が不調になる

生理痛を軽減してくれるエストロゲンを過剰摂取してしまうと起こる体調不良の一つとして、月経前症候群(PMS)がひどくなる可能性があります。
これは2大ホルモンのうち、エストロゲンが増えてバランスが傾いてしまったり、逆にもう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンも負けじと増えることで起こると言われています。
ホルモンバランスを正常に保つには、エストロゲンは少なくても多すぎても良くないということです。

また、ダイエット代わりに豆乳を飲んでいるのに下半身が太る、と言う人も少なくありません。
これはやはりエストロゲンの「女性らしい丸みを帯びたボディラインを作る」という作用が強く出てしまうことによるものです。
豆乳が冷たい場合には冷えももたらすため、下半身のむくみにも繋がってしまいます。

女性ホルモン分泌を司っている脳の部位では、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン分泌もコントロールしています。
エストロゲンの過剰摂取による女性ホルモンバランスの乱れは、セロトニン分泌量にも大きな影響を与えることは予想が付くでしょう。
セロトニン分泌量も乱れると、精神的に落ち着きがなくなり、イライラしたりネガティブな考え方になったりする傾向が強くなります。

イソフラボンの1日における摂取目安量は40mgと言われています。
たくさん摂ればそのエストロゲンに似た作用が強く出過ぎてしまいますので、70~75mgという上限が定められています。
イソフラボンの含有量が多い食べ物もありますので、それらをそれほどたくさんがんばって食べなくても1日摂取目安量には達することができることが分かります。
豆腐では半丁、納豆は1パック、豆乳は200ml、黄な粉では大さじ2杯程度となります。